O脚と膝痛
O脚の人は膝痛になりやすいです。
それは下の図のように大腿骨と脛骨の位置関係でもわかります。
膝の内側という特定箇所に負荷がかかりやすいからです。
O脚により、大腿骨に対して脛骨が外側に寄っていると、体重が膝上の内側にかかりやすくなります。
その為に、膝の内側に負担がかかり、この部分が痛くなりやすいです。 |
そもそも、膝は『衝撃』『ひねり』『荷重』の3つの作用によって無理がかかります。
まず、『衝撃』です。
O脚の人でも、足の形が偏平足や浮き足などで外反していますと、
歩行やランニングでの着地時における『衝撃』が大きくなります。
足の形が外反して膝から上は内側に大腿骨がねじれていると、この体勢だけでも
大きな負担がかかります。
膝関節周辺の筋肉や靭帯が硬直して関節の可動域が狭くなっています。
この脚の形で、『ひねり』動作が加わると相当膝関節に無理がかかります。
さらに、歩く動作で膝にかかる負荷は体重の約3倍、走る時は体重の約10倍、階段を登り
降りする時は体重の約7倍かかります。
O脚の人は、大腿骨よりも脛骨・腓骨が外側に寄っていますので体重が膝上の内側にかかりやすくなります。
その為に、膝の内側に負担がかかり、この部分が痛くなりやすいです。
膝は一度痛めてしまうと、 痛くない方の脚でかばう癖がついてしまうので
それで腰痛や他の箇所が痛くなることが多いです。
この状態で気づかずに何十年も過ごしていると大変なことになってしまいます。
膝痛のきつさは下記の公式に当てはまります。
『衝撃』×『ひねり』×『荷重』(脚の歪みによる特定箇所への荷重)×年数
ですので、少しでも早い時期に膝痛をケアすることをお勧めします。
動画でもご覧頂けます。
O脚を自分で直したい方には全面的にフォローさせて頂きます。