O脚のメカニズム

O脚とは下記の箇所のいずれかに隙間が開いている脚のことをいいます。

1)太ももの間

2)膝の間

3)くるぶしの上の間

ということはご存知かと思います。
大切なのは両脚の間に隙間が開いている要素を把握することです。
例えば、坐骨が横に広がっている為に太ももの隙間が広くなっているとか、
股関節がねじれて膝から上の隙間が広くなっているといったように。

ただ、このO脚を作っている要素は1人1人違いますので、
それに合わせた施術であったり、体操指導を行っていくことが望ましいです。

この構造を把握せずに単に両脚を真ん中に寄せようとすると逆効果になることがありますので。

 

O脚を作っている要素

・坐骨の横への広がり
・大転子の横への広がり
・足の土台の傾き
・足のアーチの崩れ
・脚のねじれ
・膝下の骨自体の湾曲

これらの要素が組み合わさってO脚になっています。

O脚を作っている要素は1人1人違いますので、
その人のO脚の状態をしっかり把握することが第一歩です。

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O脚のしくみ

ここでは、直るタイプのO脚の仕組みについてお伝えします。

直るタイプのO脚の特徴は脚がねじれているということです。

O脚といえば外股をイメージしますが、
女性には内股のO脚も見受けられます。このタイプは両足を揃えて立った時に膝の皿が
内側を向いています。膝の皿が内側を向いているということは股関節が
内側にねじれているということです。股関節が内側にねじれると骨盤は前傾し、
坐骨が開いて太ももの隙間が広がります。足はやや扁平足気味です。足のアーチが崩れて膝下の隙間が広くなっています。

動画でもご覧頂けます。

 

赤ちゃんから成長にかけてのサイクル

・赤ちゃんの時はみなO脚です。

・2歳前後で両脚がまっすぐになります。

・2歳から4歳前後にはX脚になります。

・6歳前後でまっすぐになります。

この時期はO脚やX脚になりますが、体の成長過程で生じる自然な現象ですので
心配されなくて良いです。
この時期を過ぎてからもO脚の場合はご相談ください。

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